東海道本線沼津港貨物線廃線跡を調査

最近、毎日のように家のブレーカーが落ちていますw クーラーとかパソコンとかを同時に使っているのでこうなるんでしょうなぁ。コンセントで動く時計とか、ブレーカーが落ちるたびに時刻合わせしないといけないので、大変です。

先日の記事で書いたように、8月6日に313-3001君と「東海道本線沼津港貨物線」の廃線跡を辿ってきましたので、今日はその模様をお伝えしたいと思います。
東海道本線沼津港貨物線は、縮めて沼津港線、地元では蛇松線とも呼ばれていました。開通したのは明治21年、静岡県で初の鉄道だったそうです。当初は沼津駅を出るとそのまま左へカーブし続け、狩野川の河口に出ていましたが、後に途中から右へカーブし、沼津港へ出るルートに変更となりました。開通当初から貨物専用線だったため、時代と共にトラック輸送へ切り替わり、遂に昭和49年に廃線となってしまいました。
地元を走っていたのにも関わらず、今まで未調査だった沼津港線。総延長は3kmに満たず、1時間もあれば廃線跡をすべて辿れてしまうとのことで、今回調査へ行ったのでした。

14時、某会社の倉庫前で313君と待ち合わせます。なんで倉庫の前なんかで待ち合わせるかと言いますと・・・
沼津港線1
これです! 一見ただの通路のようですが、実はこの通路こそが沼津港線でした。自動車とか箱とか置いてあってよく見えませんが、箱の後ろにはバラストが残っているようでした。ちなみに、奥が沼津駅方面です。写真を見ての通り、カーブしています。

沼津港線2
上の写真と道路を挟んで反対側です。ここから先、沼津港線はほぼ全区間が遊歩道として残っているため、容易に辿れます。ちなみに、遊歩道の名前は「蛇松緑道」です。このまま蛇松緑道を沼津港方面へ行きます。

沼津港線3
突然、遊歩道が空へ!? 何という銀河鉄道・・・ではないですよw この先は、旧国道1号線と沼津港線が交差する踏切だったのですが、遊歩道になった時に歩道橋にされてしまったのです。当然、当時の面影はまったくありません・・・。

沼津港線4
その後、遊歩道はいくつもの道と交差します。これらの全てが沼津港線時代には踏切だったわけですが、残念ながら全く面影はありません・・・。ちなみに、写真の交差点の名前は「蛇松緑道」となっていました。

蛇松緑道の説明
この交差点には、蛇松緑道についての説明が書かれています。蛇松緑道の起点に設置した方が良いような気がするのですが、おそらく交差点名に合わせているのでしょう。

静岡県のまちなみ50選
上の場所から数メートル進んだ所にひっそりとありましたw 1988年の「静岡県まちなみ50選」に選ばれた石碑のようです。石碑には「ここは・・・」と書かれていますが、ということは、この場所だけが選ばれたんでしょうか?w

沼津港線5
石碑のある場所です。確かに緑に覆われて良い感じですが・・・蛇松緑道は全体的にこんな感じなので、なぜここだけ選ばれたのか分かりませんw ちなみに、散歩している人とかもいて、蛇松緑道はよく利用されているようでした。

沼津港線6
蛇松緑道はさらに続きます。この先は横断歩道すらない場所を横断したりするので、左右をよく確認して渡りましょう。で、この写真の中央付近、一部分だけアスファルトの色が違ってますが・・・怪しいですよねぇw これはもしや・・・。

沼津港線7
さらに1つ先の交差部分。ここは横断歩道がありますが・・・横断歩道のちょうど真ん中辺りを見てください。一部分だけアスファルトがひび割れている所がありますが・・・怪しいですよねぇww

沼津港線8
沼津港線は沼津駅を出てずっと左カーブになっているため、場所によっては道路を斜めに横断します。特にこの場所では、交差点の真ん中を斜めに横断しています。

沼津港線9
上の場所を過ぎると、なにやら広くなった場所に出ました。広場になっているようですね。沼津港線時代は車庫か何かがあったのでしょうか?

沼津港線10
広場を抜けると、さらに蛇松緑道が続いています。ちなみに、ここで沼津港線の旧線、新線が分岐します。写真には写っていませんが、新線は右側にあります。蛇松緑道は旧線へ続いているので、まずは旧線を辿ってみます。

沼津港線11
道路を横断します。写真を見れば分かると思いますが、この辺り、かなり左カーブがキツイです。ここを過ぎると・・・
沼津港線12
ありゃ!? 行き止まりですね。写真には階段が写っていますが、階段の先は狩野川でした。という事は、ここは旧線の終点のようですね。

蛇松広場
ちなみに、この場所は蛇松広場として整備され、腕木式信号機や車輪が置かれています(実際に沼津港線で使用されていたのかは不明)。以前はミニチュアSLもあったようですが、見つかりませんでした。
旧線の探索はここで引き上げ、先ほどの広場へ戻ります。続いて、新線を調査します。

沼津港線13
5つ上の写真の右側に出る道があり、出るとこの写真の場所に着きます。新線は旧線とは逆に右カーブが続きます。そういえば、車が止まっている場所、怪しい感じがしませんか?

線路が!?
上の場所から10メートルほど進んだ所で、突然、線路が現れました! 周りはアスファルトに埋められていますが、線路だけ残されています。これは意図的なのでしょうか。廃線になって30年以上経っているので、まさか線路が残されているとは思っていもいませんでした。

沼津港線14
さらに数10メートル進むと、それまで線路の隙間には草がビッシリと生えていたのに対し、いきなり線路がレンガで囲まれました。しかも、わずか数メートルだけですw なんでこんな変な事したんでしょうねぇ。さらにこの先は、遊歩道としてレールが残されたまま整備されています。

沼津港線15

なんと、踏切跡まで残されていました! 昔はこの場所に踏切があったんですねぇ。この先で、道路を渡るため一旦遊歩道は終了します。

沼津港線16
道路を渡り、もう一度復活する線路ですが、僅か数メートルで終わってしまいます。そして、交差点の先には廃線跡に家が建ち、まったく遺構が残っていません・・・。

沼津港線17

そして、すぐに終点の沼津港となります。車が止まっている所が沼津港線の跡だと思われますが、何も残っていませんでした。

こうして、14時42分、沼津港線の調査は終了しました。ほとんどの区間が遊歩道化していた中で、未だに線路が残っているのには驚きました。廃線になるのは悲しい事ですが、こうして残っているのを見ると魅力的だと思いました。
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東海道本線沼津港貨物線廃線跡探索

※この記事は8月17日に書いてます。この日は、N_station君と「東海道本線沼津港貨物線廃線跡」の探索に行ってきました。彼のほうが詳しいことを書いているので、彼のブログの記事も合わせてみることをお勧めします。14時ごろに丸運倉庫前で待ち合わせ、線路の状況を確認....

ただいま広島です

ただいま広島に帰省中です。...やっぱり広島の方が空が青い気がするなぁ。写真の撮る場所を知ってるせいか,路面電車がヘビーレールと比べて撮り易いせいかあるいは長期休暇と帰省がかぶるためか京都より写

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