静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!(5)
【ご案内】2月17日(日)から21日(木)まで大学のサークルの合宿があるため、ブログの更新をお休みさせていただきます。この期間中、コメントなどをいただきましても返信はできませんので、ご了承ください。皆様のご理解をお願いいたします。
※ただいま、数回の記事に分けて『静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!』をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた! (1)→こちら (2)→こちら (3)→こちら (4)→こちら

前回、国道1号線をレンタサイクルで走行中、東名高速道路の「由比パーキングエリア」に続く階段を発見した私。「ぷらっとパーク」ではないはずの由比パーキングエリアに、なぜ外部と行き来できる階段があるのでしょうか。
大きな地図で見る
ちなみに、階段がある位置はこのあたりです。それでは、登ってみることにします。

ここまで登ったところで、前方に監視カメラを発見し、パーキングエリアの従業員らしき人がいるのも確認したため、これ以上先へ進むことはできませんでした。しかし、この階段が由比パーキングエリア内に通じているのは間違いないようです。
そして、この階段の正体ですが、おそらく「東名由比バスストップ」の名残ではないかと思われます。かつて、由比パーキングエリアにはバスストップも併設されており、バス停への出入りのために外部と出入りできる通路があったはずです。由比パーキングエリアに接している一般道路は国道1号線しかなく、さらにその国道1号線から由比パーキングエリアに通じている通路がこの階段以外に発見できなかったので、ほぼ間違いないかと思います。なお、東名由比バスストップは1990年代に廃止されているようです。
で、この階段ですが、由比パーキングエリアの"上り線"に接続しているんです。"上り線"があるなら"下り線"へ接続する通路もどこかにあるはずです。来た道を戻りつつ注意していると・・・

左側に下り線側に続く暗渠を発見!
って暗!
なんでこんなに暗いの・・・。しかもやけに下りこう配だし・・・。とりあえず、入ってみます。

富竹フラッシュ!←古い
なるほど、途中でこう配が変わっていたために向こう側の光が届いていなかったんですね。しかし、向こう側から差し込む光も様子がおかしいような・・・。

もしかして、行き止まり? 足元に散乱しているゴミや水たまりに注意しながら先に進みます。この状態だと、どうもこの通路を利用している人は少ないようですね。

すると、左側に上り階段が続いていました。この階段、一段の段差が高く、傾斜も急なため、短いのにも関わらず上るのに疲れました。今のところ、階段の先には青空しか見えていませんが、一体どこに出るのか・・・。
!?
マジでどこだよ!!w
右側は、どうやら海に面している堤防のようですが・・・。

ちょうど良いところに階段とドアがあるので、ドアの隙間から壁の向こう側を覗いてみましょう。

どう見ても東名高速道路下り線です、本当にry
ということは、この場所は東名高速道路と堤防の間ということになりますね。東名高速道路の脇にこんなスペースがあるとは、知りませんでした。普通に車が走れそうな道路のようになっています。

とりあえず、この謎の道路を名古屋方面へ向かうことにしました。ちなみに、右側に写っている階段が、先ほど私が上ってきた階段です。この階段、上って降りるというよく分からない構造になっていますw

謎の道路は、進むにつれて東名高速道路との高低差が出始め、やがて行き止まりとなりました。この高低差では、とても由比バスストップがあったとは思えません。続いて、東京側へ向かいます。

東京側は、東名高速道路とほぼ同位置を並走したものの、やはり行き止まりとなっていました。こちら側は、堤防が低くなっており(というか、この道路が登っている?)、青い駿河湾と雄大な富士山を望むことができました。
そして、ここで下り線の由比パーキングエリアがこの場所のさらに東京側にあることが判明(orz 由比バスストップは由比パーキングエリア内にあるので、この謎の道路が由比バスストップとは無関係なものであることが分かってしまいました・・・。
となると、この謎の道路は一体何なのでしょうか?
可能性として高いのは、「東名高速道路の工事などで使用するスペース」でしょうか。ただ、この場合、この場所へのアクセスがあの狭い暗渠と急な階段しかないという点が気になります。工事機器の搬入・搬出などに使うにはあまりに不便です。
次に、「もともと東名高速道路の車線として使用する予定だった、もしくは使用していた」ということです。確かに、1車線分以上の幅はありますが、長さが数百メートルしかなく、名古屋側ではかなりの高低差があるということも考えると、この可能性は低いでしょう。
最後に、「高波に対する緩衝地帯」ということです。東名高速道路の由比パーキングエリア付近といえば、駿河湾のすぐ脇を走っており、台風などで海が荒れるとすぐに高波で通行止めになる区間です。そのため、少しでも高波の被害を低減するために、このような緩衝地帯を設けたのではないでしょうか。個人的には、この考えが一番妥当だと思うのですが、何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださると嬉しいです。
で、この場所が由比バスストップと無関係だと分かった以上、本当の由比バスストップへの出入口を見つけたいところですが、このあとに薩埵峠に行くことを考えると、そろそろタイムリミット・・・。悔しいですが、ここで由比バスストップの調査は打ち切ることにしました。
まぁ、上り線の由比バスストップへの入口が分かっただけでも収穫としましょう。
次の記事では、いよいよ最後の目的地、薩埵(さった)峠へ向かいます!
※ただいま、数回の記事に分けて『静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!』をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた! (1)→こちら (2)→こちら (3)→こちら (4)→こちら

前回、国道1号線をレンタサイクルで走行中、東名高速道路の「由比パーキングエリア」に続く階段を発見した私。「ぷらっとパーク」ではないはずの由比パーキングエリアに、なぜ外部と行き来できる階段があるのでしょうか。
大きな地図で見る
ちなみに、階段がある位置はこのあたりです。それでは、登ってみることにします。

ここまで登ったところで、前方に監視カメラを発見し、パーキングエリアの従業員らしき人がいるのも確認したため、これ以上先へ進むことはできませんでした。しかし、この階段が由比パーキングエリア内に通じているのは間違いないようです。
そして、この階段の正体ですが、おそらく「東名由比バスストップ」の名残ではないかと思われます。かつて、由比パーキングエリアにはバスストップも併設されており、バス停への出入りのために外部と出入りできる通路があったはずです。由比パーキングエリアに接している一般道路は国道1号線しかなく、さらにその国道1号線から由比パーキングエリアに通じている通路がこの階段以外に発見できなかったので、ほぼ間違いないかと思います。なお、東名由比バスストップは1990年代に廃止されているようです。
で、この階段ですが、由比パーキングエリアの"上り線"に接続しているんです。"上り線"があるなら"下り線"へ接続する通路もどこかにあるはずです。来た道を戻りつつ注意していると・・・

左側に下り線側に続く暗渠を発見!

なんでこんなに暗いの・・・。しかもやけに下りこう配だし・・・。とりあえず、入ってみます。

富竹フラッシュ!←古い
なるほど、途中でこう配が変わっていたために向こう側の光が届いていなかったんですね。しかし、向こう側から差し込む光も様子がおかしいような・・・。

もしかして、行き止まり? 足元に散乱しているゴミや水たまりに注意しながら先に進みます。この状態だと、どうもこの通路を利用している人は少ないようですね。

すると、左側に上り階段が続いていました。この階段、一段の段差が高く、傾斜も急なため、短いのにも関わらず上るのに疲れました。今のところ、階段の先には青空しか見えていませんが、一体どこに出るのか・・・。


右側は、どうやら海に面している堤防のようですが・・・。

ちょうど良いところに階段とドアがあるので、ドアの隙間から壁の向こう側を覗いてみましょう。

どう見ても東名高速道路下り線です、本当にry
ということは、この場所は東名高速道路と堤防の間ということになりますね。東名高速道路の脇にこんなスペースがあるとは、知りませんでした。普通に車が走れそうな道路のようになっています。

とりあえず、この謎の道路を名古屋方面へ向かうことにしました。ちなみに、右側に写っている階段が、先ほど私が上ってきた階段です。この階段、上って降りるというよく分からない構造になっていますw

謎の道路は、進むにつれて東名高速道路との高低差が出始め、やがて行き止まりとなりました。この高低差では、とても由比バスストップがあったとは思えません。続いて、東京側へ向かいます。

東京側は、東名高速道路とほぼ同位置を並走したものの、やはり行き止まりとなっていました。こちら側は、堤防が低くなっており(というか、この道路が登っている?)、青い駿河湾と雄大な富士山を望むことができました。
そして、ここで下り線の由比パーキングエリアがこの場所のさらに東京側にあることが判明(orz 由比バスストップは由比パーキングエリア内にあるので、この謎の道路が由比バスストップとは無関係なものであることが分かってしまいました・・・。
となると、この謎の道路は一体何なのでしょうか?
可能性として高いのは、「東名高速道路の工事などで使用するスペース」でしょうか。ただ、この場合、この場所へのアクセスがあの狭い暗渠と急な階段しかないという点が気になります。工事機器の搬入・搬出などに使うにはあまりに不便です。
次に、「もともと東名高速道路の車線として使用する予定だった、もしくは使用していた」ということです。確かに、1車線分以上の幅はありますが、長さが数百メートルしかなく、名古屋側ではかなりの高低差があるということも考えると、この可能性は低いでしょう。
最後に、「高波に対する緩衝地帯」ということです。東名高速道路の由比パーキングエリア付近といえば、駿河湾のすぐ脇を走っており、台風などで海が荒れるとすぐに高波で通行止めになる区間です。そのため、少しでも高波の被害を低減するために、このような緩衝地帯を設けたのではないでしょうか。個人的には、この考えが一番妥当だと思うのですが、何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださると嬉しいです。
で、この場所が由比バスストップと無関係だと分かった以上、本当の由比バスストップへの出入口を見つけたいところですが、このあとに薩埵峠に行くことを考えると、そろそろタイムリミット・・・。悔しいですが、ここで由比バスストップの調査は打ち切ることにしました。
まぁ、上り線の由比バスストップへの入口が分かっただけでも収穫としましょう。
次の記事では、いよいよ最後の目的地、薩埵(さった)峠へ向かいます!
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コメントの投稿
コメントありがとうございます
>iPhoneⅫさん
コメントありがとうございます。
管理人のN_stationと申します。
やはり、東名高速道路と堤防の間のスペースは高波の被害を軽減する緩衝地帯だったのですね。
桜エビも干されていたとは、さすが由比といったところでしょうか。
通常、このような場所は入口が鍵付きの扉などで封鎖されていそうなものですが、普通に入れてしまうのはそういった過去があったからなのかもしれませんね。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
管理人のN_stationと申します。
やはり、東名高速道路と堤防の間のスペースは高波の被害を軽減する緩衝地帯だったのですね。
桜エビも干されていたとは、さすが由比といったところでしょうか。
通常、このような場所は入口が鍵付きの扉などで封鎖されていそうなものですが、普通に入れてしまうのはそういった過去があったからなのかもしれませんね。
ありがとうございました。
下り線と堤防の間の空間は開通当初、高波の被害を軽減するために作られた地帯です!
開通当初はここで桜えびなども干さらていました笑笑
開通当初はここで桜えびなども干さらていました笑笑