静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!(4)
2013年になりましたが、しばらくの間は2012年のことについて書いていきます。申し訳ございません。
※ただいま、数回の記事に分けて『静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!』をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた! (1)→ こちら (2)→ こちら (3)→ こちら

新蒲原駅近くの道路を探索中の私。遠くに見えるのはもしや・・・

隧道ktkr!
一見、コンクリート製の新しそうな隧道にも見えますが、うっすらと石積みのラインが見えることから、コンクリートはただの吹きつけのようです。これは、意外と古い隧道かもしれません!

ただ、残念ながら扁額は改修工事によって失われているようで・・・

って隧道の脇に飾られている!
わざわざ台座を用意してまで扁額を保存するということは、やはりこの隧道にはそれだけの価値があるということなのでしょうか。
扁額は右書きで「第一城山隧道」と書かれています。また、扁額の左側をよく見ると、「静岡縣知事鵜澤 憲」と書かれています。調べたところ、鵜澤さんが静岡の県知事を務めたのは1931(昭和6)年なので、この第一城山隧道も昭和6年竣功である可能性が高いです。かなりの古参です!

内部も、全面に渡ってコンクリート吹き付けがされています。長さは100mほどで、幅が狭いため自動車同士のすれ違いは難しいと思われます。

反対側の坑口です。坑口のデザインは同じようですね。こう配がキツく、隧道を見下げるような感じになります。

こちら側は、扁額がそのままの状態で残っていました。書かれていることは、反対側の扁額と同じようです。
予想外に古い隧道の発見で、探索に熱が入ってしまいました。
大きな地図で見る
ちなみに、第一城山隧道はこの場所にあります。そういえば、"第一"城山隧道があるということは、"第二"城山隧道もどこかにあるはずですが・・・。
あっ!
まさかお前かw(詳細は前回の記事をご覧ください)
調べたところ、これは半分正解のようです。どうやら、本来の"第二"城山隧道は、土地の改変によってすでに消滅しているようです。そのため、現在はこの隧道が"第二"城山隧道と呼ばれているようです。つまり、2代目の"第二"城山隧道というわけですね。

というわけで、再びレンタサイクルで東海道を西の方角へ向かいます。12時49分、蒲原駅前を通過しました。

途中、寄り道をしつつ13時29分に結衣 由比駅前を通過しました。第一城山隧道の探索に予想以上に時間を使ってしまい、若干予定よりも遅れているので、少しペースを上げなければ・・・。

そういえば、なぜ私が西のほうへ向かっているのかといいますと、「薩埵(さった)峠」へ行くためです! 私がわざわざ新蒲原でレンタサイクルを借りたのは、薩埵峠に比較的近いからだったりします。もちろん、日本軽金属蒲原工場の専用線や第一城山隧道など、ネタが多そうだったというのも理由ですが・・・。

そして、いよいよ薩埵峠への登山道との分岐点に来ました。ここを右側の道に入ると薩埵峠へ向かいますが、もうひとつ調査しなければならないことがあるため、ここを左側に進みます。断じて登山道の上りこう配にビビったわけではなry

この道をしばらく進むと、東海道本線を踏切で横断し、すぐに国道1号線に合流します。この区間の国道1号線は、歩道が下り線側にしか設置されていないため(車道は自転車通行禁止)、自転車の場合はこの信号を渡らなければならないのですが・・・
えっ!?
①踏切の手前に車を止めて下さい。
②車を降りて踏切を渡り、信号機のボタンを押して下さい。
③信号機が変わったのを確認したら踏切を渡って下さい。(信号機は約3分後に変わります)
・・・こんな仕組みってアリですか?w
しかもこの信号、押しボタン式なので踏切と連動しておらず、信号が青になった時に踏切が作動してしまった場合、もう一度ボタンを押しに行き、再び3分待たなければならないという・・・。
地味に看板の製作が未だに「由比町」のままになっているあたり、やる気の無さを感じますw

とりあえず、3分間待ってバルス 信号を渡り、国道1号線を静岡市街方面に向かいます。左にあるのは、東名高速道路の由比パーキングエリアです。

しばらく走ると、何やら左側に分岐を発見しました。行ってみましょう。

分岐した謎の道は、さらに左へ続き、180度Uターンしたようになります。
階段!?
この先にあるのは、東名高速道路の由比パーキングエリアです。まさか、一般道からパーキングエリアに入れるというのでしょうか? 高速道路のパーキングエリアには、一般道から出入りができる「ぷらっとパーク」というものもありますが、由比パーキングエリアは「ぷらっとパーク」ではないはずです。
では、この階段は一体・・・。次回の記事に続きます。
※ただいま、数回の記事に分けて『静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた!』をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
静岡市の「レンタサイクル実証実験」を利用してみた! (1)→ こちら (2)→ こちら (3)→ こちら

新蒲原駅近くの道路を探索中の私。遠くに見えるのはもしや・・・

隧道ktkr!
一見、コンクリート製の新しそうな隧道にも見えますが、うっすらと石積みのラインが見えることから、コンクリートはただの吹きつけのようです。これは、意外と古い隧道かもしれません!

ただ、残念ながら扁額は改修工事によって失われているようで・・・

って隧道の脇に飾られている!
わざわざ台座を用意してまで扁額を保存するということは、やはりこの隧道にはそれだけの価値があるということなのでしょうか。
扁額は右書きで「第一城山隧道」と書かれています。また、扁額の左側をよく見ると、「静岡縣知事鵜澤 憲」と書かれています。調べたところ、鵜澤さんが静岡の県知事を務めたのは1931(昭和6)年なので、この第一城山隧道も昭和6年竣功である可能性が高いです。かなりの古参です!

内部も、全面に渡ってコンクリート吹き付けがされています。長さは100mほどで、幅が狭いため自動車同士のすれ違いは難しいと思われます。

反対側の坑口です。坑口のデザインは同じようですね。こう配がキツく、隧道を見下げるような感じになります。

こちら側は、扁額がそのままの状態で残っていました。書かれていることは、反対側の扁額と同じようです。
予想外に古い隧道の発見で、探索に熱が入ってしまいました。
大きな地図で見る
ちなみに、第一城山隧道はこの場所にあります。そういえば、"第一"城山隧道があるということは、"第二"城山隧道もどこかにあるはずですが・・・。

まさかお前かw(詳細は前回の記事をご覧ください)
調べたところ、これは半分正解のようです。どうやら、本来の"第二"城山隧道は、土地の改変によってすでに消滅しているようです。そのため、現在はこの隧道が"第二"城山隧道と呼ばれているようです。つまり、2代目の"第二"城山隧道というわけですね。

というわけで、再びレンタサイクルで東海道を西の方角へ向かいます。12時49分、蒲原駅前を通過しました。

途中、寄り道をしつつ13時29分に

そういえば、なぜ私が西のほうへ向かっているのかといいますと、「薩埵(さった)峠」へ行くためです! 私がわざわざ新蒲原でレンタサイクルを借りたのは、薩埵峠に比較的近いからだったりします。もちろん、日本軽金属蒲原工場の専用線や第一城山隧道など、ネタが多そうだったというのも理由ですが・・・。

そして、いよいよ薩埵峠への登山道との分岐点に来ました。ここを右側の道に入ると薩埵峠へ向かいますが、もうひとつ調査しなければならないことがあるため、ここを左側に進みます。断じて登山道の上りこう配にビビったわけではなry

この道をしばらく進むと、東海道本線を踏切で横断し、すぐに国道1号線に合流します。この区間の国道1号線は、歩道が下り線側にしか設置されていないため(車道は自転車通行禁止)、自転車の場合はこの信号を渡らなければならないのですが・・・

①踏切の手前に車を止めて下さい。
②車を降りて踏切を渡り、信号機のボタンを押して下さい。
③信号機が変わったのを確認したら踏切を渡って下さい。(信号機は約3分後に変わります)
・・・こんな仕組みってアリですか?w
しかもこの信号、押しボタン式なので踏切と連動しておらず、信号が青になった時に踏切が作動してしまった場合、もう一度ボタンを押しに行き、再び3分待たなければならないという・・・。
地味に看板の製作が未だに「由比町」のままになっているあたり、やる気の無さを感じますw

とりあえず、3分間待って

しばらく走ると、何やら左側に分岐を発見しました。行ってみましょう。

分岐した謎の道は、さらに左へ続き、180度Uターンしたようになります。

この先にあるのは、東名高速道路の由比パーキングエリアです。まさか、一般道からパーキングエリアに入れるというのでしょうか? 高速道路のパーキングエリアには、一般道から出入りができる「ぷらっとパーク」というものもありますが、由比パーキングエリアは「ぷらっとパーク」ではないはずです。
では、この階段は一体・・・。次回の記事に続きます。
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