大井川鐡道を満喫する!(5)

2013年になりましたが、しばらくの間は2012年のことについて書いていきます。申し訳ございません。

※ただいま、数回の記事に分けて「大井川鐡道を満喫する!」をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
大井川鐡道を満喫する!(1)→ こちら  (2)→ こちら  (3)→ こちら  (4)→ こちら 

大井川鐡道井川線井川~堂平15
大井川鐡道井川線の堂平駅~井川駅間の休止線を、井川駅方向へ歩いている私。目の前には、短い隧道が現れました。

大井川鐡道井川線井川~堂平16
隧道は、全面コンクリート製の立派なものです。井川線の"現役区間"には、未だに素掘りの隧道がたくさんあるので、少しもったいないような・・・。

大井川鐡道井川線井川~堂平17
隧道を抜けると、今まで単線だった路盤が複線分に広がりました。
この区間は、中部電力の井川ダム建設の際に使用されたと思われる側線が途中で別れます。もしかすると、このあたりで側線が分岐し、井川線と並走していたのかもしれません。

大井川鐡道井川線井川~堂平18
ここにきて、落石や倒木が目立ち始めました。やはり、あまり管理はされていないようですね。

大井川鐡道井川線井川~堂平19
少し視界が開けたかと思えば、遠くに何やら白いものが見えてきました。

大井川鐡道井川線井川~堂平20
白いものはどうやらシャッターのようで、線路はそのシャッターに向かっていきます。それにしても、路盤にはかなり大きな石が転がっており、思わず頭上を気にしてしまいます。

大井川鐡道井川線井川~堂平21
すると、シャッターの手前に分岐が現れました。先ほど書いた、井川駅方面に向かう線路と井川ダムへ向かう側線との分岐点です。そして、今まで途切れることなく続いてきたレールですが、この分岐点でついに途切れました。とはいえ、途切れているのは数メートル程度で、シャッターの直前で再び復活していますが・・・。

大井川鐡道井川線井川~堂平26
で、気になるこのシャッターの正体は隧道! 当然ながら私の力でシャッターが開くわけもなく、残念ながらこれ以上先へは進めません。しかし、シャッターとレールの間に隙間が開いているので・・・

大井川鐡道井川線井川~堂平25
その隙間から「富竹フラッシュ!」(←古い)
すると、ゆるやかに右へカーブしていく隧道の内部が写りました。見える範囲では、隧道は全面コンクリート製のようで、レールもしっかり敷設されているようです。ちなみに、この隧道の反対側はというと・・・

大井川鐡道井川線井川駅1
この例の場所に出てきます。つまり、この隧道を除けば、堂平駅~井川駅間を辿ったことになりますね。しかし、これで終わりではありませんよ。

大井川鐡道井川線井川~堂平23
まだ左があるじゃないw せっかくなので側線も辿ってみます。柵が設置されていますが、"立入禁止"などの掲示は無いので、先に進みます。というか、脇が甘いですよw
それにしても、柵の先で下っていく道路が明らかに鉄道のこう配ではありません。どうやらこの道路は側線を再利用したものではないようですが、そうなると側線はどこへ・・・。

大井川鐡道井川線井川~堂平22
あそこか!!
橋台のようなものの上に、奥へ続く平場(丸で囲んだ部分)を発見しました。あれが側線の続きでしょう。おそらく、道路を建設した際に基盤ごと改変されてしまったのでしょう。しかし、あそこまで登れるのか・・・。

大井川鐡道井川線井川~堂平24
途中、何度か滑りそうになりながらも、どうにか平場に辿りつきました。本来、側線は写真の矢印のように続いていたはずです。

大井川鐡道井川線井川~堂平27
ちょうど単線分の路盤が奥へと続いています。やはり、これが側線の続きで間違いないようです。

大井川鐡道井川線井川~堂平28
少し進むと、側線は右へカーブしていきます。右側の石垣が立派ですね。
それにしても、レールがそのまま残っていた井川線とは対照的に、こちらはまったく遺構が残っていません。

大井川鐡道井川線井川~堂平29
カーブの先は、一時的に森の中を通過するような雰囲気になりますが、軌道上にまで木が生えてしまっています。この側線がどこくらいの時期まで使用されていたのかは分かりませんが、すでに廃止されてから相当な年月が経っているようです。
ちなみに、井川ダムの完成は1957年で、もし井川ダムが完成するまでこの側線が使用されていたとすれば、今年で廃止から56年目となります。

大井川鐡道井川線井川~堂平30
森を抜けると、開けた場所に出ました。路盤の広さからすると、この辺りから複線になっていたのかもしれません。

大井川鐡道井川線井川~堂平
この先、側線は建物に遮られる形で消滅します。この建物は、"井川展示館"という井川ダムの展示施設で、この展示館の先には井川ダムがあるので、もともと側線はこの付近が終点だったのではないでしょうか。数百メートルの短い側線でした。

大井川鐡道井川線井川~堂平31
というわけで、井川線の休止線調査を終了し、井川湖とのツーショットを撮影したりしつつ堂平駅方面へ戻ることにします。
堂平駅から側線の分岐点まで写真を撮りつつ歩いて片道30分ほど、側線を含めても40分ほどで、往復しても1時間ちょっとの手頃な休止線でした。
なお、一部に危険な場所がありますので、探索の際には十分ご注意ください。私は一切の責任を負えません。

さて、時刻は15時過ぎ、そろそろ帰宅を考えなければならない時間ですが・・・。続きは次回の記事で書いていきます。
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鉄道や路線バスの写真撮影が趣味で、最近は道路系や深夜アニメ(「ラブライブ!」とか「ヤマノススメ」とか)にもハマってしまっている救いようのないニコ厨です(orz
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