大井川鐡道を満喫する!(3)

2013年になりましたが、しばらくの間は2012年のことについて書いていきます。申し訳ございません。

※ただいま、数回の記事に分けて「大井川鐡道を満喫する!」をお送りしています。以下の記事も併せてご覧ください。
大井川鐡道を満喫する! (1)→ こちら   (2)→ こちら 


C56形蒸気機関車 千頭駅にて
千頭駅にやってきた私は、ついにSLと出会うことができました!
この日牽引していたのはC56-44。この車両は、日本で製造後にタイで活躍したあと、再び日本に戻ってきたという特異な経歴を持つSLです。
私以外にも多くの撮影者がいましたが、平日ということもあってゆったりと撮影できました。

E10形電気機関車 千頭駅にて
しばらくして、後補機を務めたE10-2が入れ替えのために隣の線路に転線しました。E10形は1949年製の古参のため、近いうちに置き換えられる可能性があります。

大井川鐡道E31形
ちなみに、E10形を置き換える予定のE31形は、3両とも千頭駅構内の側線に留置されていました。2010年に西武鉄道から入線してきましたが、未だに試運転などは行っていないようです。

さて、SLも撮影できたところで、いよいよ井川線に乗車します!

大井川鐡道井川線1
井川線の専用ホームへ行くと、かわいらしい車両が停車していました。もともと762mmのダム建設のための専用鉄道として造られた鉄道のため、隧道などの車両限界が小さく、車両も合わせて小型のものとなっています。同じ鉄道でも本線と井川線で雰囲気が全く異なるところも、大井川鐡道の魅力ですね。

大井川鐡道井川線2
最後尾にはディーゼル機関車が連結されています。井川線は、進行方向に関わらず、必ず千頭側にディーゼル機関車が連結されます。先ほどの井川側の先頭車はあくまでも制御車で、動力を持たない"クハ"となります。
それでは、客車に乗り込んでみましょう。

大井川鐡道井川線3
車両の小ささから分かるように、車内もかなり狭くなっています。私が乗車した車両は、2×1のクロスシートが並んでいましたが、中にはロングシートの車両もあるようで・・・。
ちなみに、客車のドアは手動で、駅に着く度に車掌さんがホームを走り回って1両ずつ客車のドアを開け閉めします。
私が乗り込んだ「せっそ」号は、1両あたり数人の客を乗せて、ゆっくりと千頭駅を発車しました。

大井川鐡道井川線4
発車すると、車掌さんのアナウンスで進行方向右側に座るように勧められます。これは、井川行きの列車の場合、終始進行方向右側に大井川が並流し、右側のほうが美しい景色が楽しめるからです。座席の配置も、大井川側が2人掛けとなっています。
それにしても、沿線から手を振ってくれる人の多いこと・・・。保線をしている方まで手を振ってくれるので、思わずこちらも手を振り返してしまいますw そして、千頭駅を発車する時点では1両に数人だった客も、奥泉駅から団体客が乗車してきたため、一気に満席近い乗車率になりました。

大井川鐡道井川線5
そうこうしているうちに、アプトいちしろ駅に到着しました。ここでは、日本の鉄道では唯一のあるモノが見られるんです。このレールを見ればもうお分かりですね。


大井川鐡道井川線ED901

アプト式区間ktkr!

井川線のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間は、長島ダムの建設によって線路が切り替えられたため、90‰という急こう配となっています。通常の鉄道ではこのこう配を登れないため、アプト式という特殊な方法を使用しています。井川線の最大の目玉ですね。

大井川鐡道井川線ED901
非電化の井川線ですが、このアプト式区間だけは電化されており、専用の電気機関車を連結します。私が乗車している「せっそ」にはED90のトップナンバー車が連結されました。車両の側面にはアプトをイメージしたロゴと、アプト式区間が開通して20周年を記念したラッピングがあります。

大井川鐡道井川線6
アプトいちしろ駅を発車すると、左側にはアプト式になる前まで使用されていた旧線が見えました。アプト式に切り替えられて20年以上が経過していますが、未だに隧道や橋梁がそのまま残っているようです。時間に余裕があればこの旧線も取材したかったところですが・・・。

大井川鐡道井川線7
長島ダム駅でED90を切り離し、なおも列車は大井川に沿ってゆっくりと走ります。確実に標高は上がっているようで、窓から入ってくる風がかなり冷たくなってきました。とはいえ、まだ紅葉には少し早いようで、所々で色付いている程度です。
ちなみに、先ほど奥泉駅から乗車してきた団体客は、ほとんどが奥大井湖上駅で下車していきました。

PIC_2617.jpg
秘境駅で有名な尾盛駅を過ぎると、鉄道橋としては日本一の高さを誇る「関の沢鉄橋」を渡ります。その高さは約71mで、サービスとして列車は橋の真ん中で停車します。しきりに車掌さんが「カメラを落とさないよう、ご注意ください」と言っていました。

大井川鐡道井川線8
閑蔵駅を発車すると、井川ダムが見えてきました。ここまでくれば、終点の井川は目前です。千頭から25,5km、約2時間のトロッコ旅でした(評定速度は時速13kmほどで、自転車よりも遅いです)。

大井川鐡道井川線井川駅1
というわけで、終点の井川駅に到着しました! 標高は686mで、静岡県内の駅で最も標高の高い駅です。千頭駅の標高が299mだったので、井川線だけで400m近くも登ったことになります。どうりで肌寒く感じるわけです。

大井川鐡道井川線井川駅3
改札を通ると、鉄道むすめが出迎えてくれましたw "井川ちしろ"さんだそうです。

大井川鐡道井川線井川駅4 
井川駅の駅舎です。駅名などは書かれておらず、一見するとただの民家のようにも見えてしまいますね。


さて、現在の時刻は13時30分、まだまだ帰宅するには早すぎる時間です。というわけで、次回の記事ではまだまだ大井川鉄道を堪能していきます! 
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鉄道や路線バスの写真撮影が趣味で、最近は道路系や深夜アニメ(「ラブライブ!」とか「ヤマノススメ」とか)にもハマってしまっている救いようのないニコ厨です(orz
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