道路遺構探索【宇津の谷編】!

私、N_stationは大学入試を終えました。更新を再開してまいります。
詳しくは こちら をご覧下さい。




大学へ進学するにあたって地元である静岡県を離れることになった私。静岡県には有名な道路遺構が多数あり、道路に興味を持った私としては地元を離れる前になんとかして訪れておきたい・・・。
というわけで、2月15日に静岡県の中でもかなり有名な部類に入る焼津市・静岡市に跨る「宇津の谷」、「大崩海岸」の2つの遺構を調査しに行ってきました。

この記事では「宇津の谷」を紹介します。
宇津の谷は、国道1号線の「平成宇津ノ谷トンネル」と昭和「新宇津之谷隧道」をはじめ、旧国道1号線(現:県道208号線)の大正「宇津谷隧道」、そのさらに旧道にある明治「宇津谷隧道」と4つもの隧道が存在する場所なのです!


沼津6時53分発の浜松行きで向かった先は富士w

快速列車!
どうしても撮影したかったので。 

313系快速沼津行き  快速┃沼津!
1ヵ月続いた313系快速も2月19日で終了です・・・。さよなら、JR静岡の無料快速(orz

続いて向かったのは富士川駅w 目的はもちろんアレです。
早 く 焼 津 へ 行 け

富士山と313系
うっすらとですが富士山が大きく見えていました。ホーム静岡より先端で撮影します。

EF210-6牽引 富士川
すでに数名、同業の方がいらっしゃったので、挨拶を交わして混ぜていただきました。EF210-6牽引の貨物が通過します。

寝台特急「はやぶさ・富士」
やってきました! 寝台特急「はやぶさ・富士」。撮影した日はちょうど廃止の1ヵ月前でした・・・。

寝台特急「富士」
後部は流しで追いかけました。「富士」の幕が少し破けてしまっていますね・・・。

さて、それでは焼津へ向かいましょう。

373系車内電光掲示板
せっかくなのでコイツでw おなじみ373系普通列車です。

373系が373系の通過待ちw
由比で373系「ふじかわ」の通過待ちをします。同じ形式なのに抜かれるというのは、なんとも複雑な心境になりますw

静岡で313系3両編成に乗り換えます。静岡より西側に来たのは久し振りです。

次は 焼津
というわけで、9時01分に焼津に到着です。焼津は初めて降ります。

焼津レンタサイクル
実は焼津にはレンタサイクルがあるんです。1日レンタルして500円。今日はこれで道路遺構を巡りたいと思います。営業時間が9時からなので、9時に焼津に着くようにしたんです。

借りてみて気付いたのですが、ギアが付いてない・・・。まぁ、レンタサイクルですからしょうがないですね。

9時25分、焼津駅北口を出発です!

焼津の町並み
県道213号線を北上していきます。自転車を20分も漕ぐとご覧の様な光景に。

梅と菜の花
この日は最高気温が20℃を超え、とても2月とは思えない暖かさでした。すでに梅や菜の花が満開でした! 撮影されている方も多かったです。

神神社2  神神社
9時55分、「神神社」に到着です。実は地図で名前を見た時から気になっていたんですよ。「神」の神社とは、なんとも縁起のいい・・・。
ただ、現在の漢字では「神神社」ですが、旧書体だと「示申 ネ申 ネ土」なんですよね。しかも読み方は「みわじんじゃ」らしいですw ちなみに、この神社のある地名は「三輪」と書いて「みわ」と読みます。

旧岡部町役場前
10時07分、旧岡部町役場前に到着です。ちなみに現在、岡部町は藤枝市と合併しています。
ここから先は旧国道1号線、現在の県道208号線を走行し、宇津の谷を目指します。

県道208号線1
旧道とはいえ、交通量は多いです。路線バスも走っています。

県道208号線2
しばらくして交差点が現れます。一見すると直進しそうになりますが、県道208号線はここを左に曲がります。
直進する道は現国道1号線へ接続しています。写真右から奥へ向かっている堤防が現国道1号線です。

県道208号線3
先ほどの交差点を過ぎると、一気に交通量が減少します。そして「トンネル内この先1100m 高さ制限3,5m」の標識が現れました! いよいよです。
この辺りから登り勾配がきつくなります。

県道208号線4
黄色い標識が目に付くようになってきました。路面に滑り止めの溝があるあたり、旧国道を思わせます。
交通量は少ないですが、たまに猛スピードで車が来たりします(汗

県道208号線5
あっという間に標高を上げ、現国道1号線を眼下に見るようになりました。現国道1号線はここで上り線は昭和「宇津之谷隧道」に、下り線は「平成宇津ノ谷トンネル」に入ります。

県道208号線6
しかし、こちらはカーブを繰り返しながらさらに登り続けます。ヘキサ発見w
そしてついに・・・

大正「宇津谷隧道」  大正「宇津谷隧道」2
10時39分、大正「宇津谷隧道」に到着しました! 独特な形をした坑口が出迎えてくれます。
銘板は右書きになっています。完成したのは昭和5年12月ですが、着工したのが大正時代なので、大正隧道と呼ばれています。

大正「宇津谷隧道」3
内部は歩道は無いものの、車道はしっかりと2車線分確保されています。昭和初期の隧道でこの幅はかなり立派なものです。

大正「宇津谷隧道」4
静岡側坑口です。こちら側はあまり日が当たらないためか、コケだらけですw

藤枝市→静岡市
大正「宇津谷隧道」を抜けると、すぐに静岡市に入ります。かなりの下り勾配です。

県道208号線と茶畑
目の前に茶畑が広がります。静岡といったらこの光景ですね。モノラックもありました。

県道208号線8
この下り勾配の途中に明治「宇津谷隧道」へ続く分岐があります。
この写真では奥が大正「宇津谷隧道」方向となり、大正「宇津谷隧道」から下ってくると危うく見逃してしまいそうです。

宇津の谷1
明治「宇津谷隧道」への道はしっかりと管理されており、廃道となっている区間はありません。

宇津の谷
この道は旧東海道にあたり、休日にはハイキング客などが多く訪れます。そのため、いたる所に案内板が設置されています。

宇津の谷2
徐々にヘアピンカーブで高度を稼ぐようになります。なかなかの勾配です。正面の道は県道208号線に接続しています。

ロープウェイの残骸?1
なんとロープウェイの残骸らしきものがありました! ロープウェイといえど、茶葉や果物などを運搬する小型の物のようです。

ロープウェイの残骸?2
貨車も残っていました! 滑車に箱を釣っただけのかなり簡易的なものですね。はたして電気で動かしていたのか、手動のものなのか・・・。
後ろの景色と比べると分かりますが、すでにかなりの標高です。

明治「宇津谷隧道」1
11時04分、いよいよ明治「宇津谷隧道」が見えてきました! 隧道の直前には車止めが設置されており、自動車での通り抜けはできません。

明治「宇津谷隧道」2
重厚なレンガ積みの坑口は、いかにも重要街道であることを思わせます。
案内板によれば、明治9年6月竣功で、当時は延長223m、高さ3,6m、幅5,4mだったとのことです。

明治「宇津谷隧道」3  明治「宇津谷隧道」の電灯
内部は安全面からか、残念ながらレンガの上からコンクリートが吹き付けられてしまっていますが、それでも雰囲気は十分です! 照明もカンテラ風のものが使用されています。

明治「宇津谷隧道」4
藤枝側坑口です。日当たりが良い分、静岡側坑口よりも状態が良いように見えます。
明治「宇津谷隧道」は平成9年に現役隧道としては初めて国の有形文化財に登録されており、この隧道目当てに来る方も多いようです。

宇津の谷3
程なくして道は県道208号線に合流します。

この後、再び大正「宇津谷隧道」を通過し、県道208号線を静岡市街方面へ下って先ほどの旧東海道の分岐点に戻ってきました。

県道208号線と旧道の分岐
大正「宇津谷隧道」側から来るとこのように大変分かりにくい分岐です。
今度はこのまま国道1号線に合流していきます。

県道208号線6
しばらくすると青看板が現れました。なんか国道1号線がスイッチバックしてますが、これは表示の仕方が悪いですw 現国道1号線には中央分離帯があり、静岡市街方面と島田・浜松方面のどちらに合流するかで分岐があるため、このような表記になっているのでしょう。
私は島田・浜松方面戻るので右の道へ・・・。

県道208号線7
県道208号線は国道1号線の上を跨ぎ、中央分離帯の向こう側へ渡ります。この場所から・・・

新宇津之谷隧道1  新宇津之谷隧道2
国道1号線上り線の昭和「新宇津之谷隧道」を眺めることができます。ここに来て「宇津谷」に「之」が加わりました。歩道が設置されていないので、内部を自転車で走る事はできません。

国道1号線
国道1号線を跨いだ県道208号線は、そのまま180°カーブする形で国道1号線へ合流します。そこを左折すると・・・

新宇津ノ谷トンネル1  新宇津ノ谷トンネル2
国道1号線下り線の「平成宇津ノ谷トンネル」となります。トンネル名が「宇津之谷」から「宇津ノ谷」に変わりました。
1993年3月竣功、延長881m、幅11,25m、高さ4,7mで、歩道も完備しています。

新宇津ノ谷トンネル3
内部はまるで高速道路のトンネルのようです! 自動車がビュンビュン通過する横を走るのは、落ち着きませんw

ちなみに、国道1号線の上り線隧道と下り線トンネルの竣功時期の違いですが、国道1号線開通時は現在の上り線隧道を上下線共用使用しており、交通量の増加に伴って下り線トンネルを新たに竣功、上下線を分離させたと思われます。


ここまで見て、何が何だか分からない方がいるかもしれないので、現地にあった案内図を載せます。

宇津の谷案内図
左方向が静岡市街、右方向が藤枝市となります。
大正「宇津谷隧道」を右から左へ通過し、そのあと明治「宇津谷隧道」を左から右へ通過したあと、再び大正「宇津谷隧道」を右から左へ通過し、国道1号線に合流して「平成宇津ノ谷トンネル」を左から右へ通過しました。


現在時刻、11時34分。自転車返却時間の17時まで残り5時間26分。

次回は地名からして危ない雰囲気な「大崩海岸」を紹介します! これは本当に危険だった・・・。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

N_station

Author:N_station
鉄道や路線バスの写真撮影が趣味で、最近は道路系や深夜アニメ(「ラブライブ!」とか「ヤマノススメ」とか)にもハマってしまっている救いようのないニコ厨です(orz
社会人になったから深夜アニメを卒業できるかと思ってたらこれだよ!

ホームページもご覧ください
N_stationの鉄なページ
N_stationの(非)鉄なページ

ブログランキングに参加しております。もしよろしければ1クリックお願いいたします。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
リンク
カテゴリー
ブログ内検索
ご注文はこちらですか?
ブログ
アフィリエイト・SEO対策
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ