東海道本線旧線探索【大崩海岸】

私、N_stationは大学入試を終えました。更新を再開してまいります。
詳しくは こちら をご覧下さい。



この記事は「道路遺構探索【宇津の谷編】!」および「道路遺構探索【大崩海岸編】!」の続きとして書いています。
「道路遺構探索【宇津の谷編】!」をご覧になっていない方は こちら の記事へ、「道路遺構探索【大崩海岸編】!」ををご覧になっていない方は こちら の記事へどうぞ。

今回紹介するのは静岡県の焼津市~静岡市にかけて続く「大崩海岸」にある東海道本線の旧線です。

大崩海岸図
下手な手描き図で申し訳ありませんが・・・。
この旧線(オレンジ線)には「石部隧道」と「磯浜隧道」の2つの隧道が存在し、鉄道線としての生涯を1回終え一時期は道路にも転用されたあと、今度は「石部隧道」の静岡側と「磯浜隧道」の焼津側のみを残して1つの隧道に統合され(青点線)、現在も「石部隧道」として活躍しているという大変珍しい路線変更が行われています。
つまり、「石部隧道」の焼津側~「磯浜隧道」の静岡側が廃線区間となっているわけです。

ちなみに、ピンク色の線は県道416号線で、前回紹介した「大崩海岸」の廃道とはかなり近い距離に旧線があります。



【注意!】このレポートでは危険な場所の探索を行っています。実際に行きたいと思った方は十分に注意してください。私は一切の責任を負いかねます。



この東海道本線旧線へのアクセスは、旧:石部隧道の焼津側坑口付近に出れる道がありますが、ここでは詳しくお教えする事はできません。

県道416号線10
ヒントは県道416号線のこの辺りからアクセス路が分岐していますw


東海道本線旧線1
アクセス路を出た瞬間、この光景が待ち受けています! 旧石部隧道、焼津側坑口です。
上り線と下り線でそれぞれ隧道が分かれているタイプです。

東海道本線旧線2
大崩海岸という立地条件がいけないのか、残念ながら崩壊が激しいです。現在進行形で進んでいると思われます。写真は上り線隧道です。

東海道本線旧線3
続いて下り線隧道です。こちらも崩壊しているはずなのですが、随分とキレイな断面を見せています。覗かせている断面が石積みなのに対し、坑口部分はレンガ積みなので、レンガ部分はあとから付け足されたのかもしれません。

そういえば、この2枚の写真を見て違和感を感じません? 隧道を下から撮影しているんですよ。そう、線路が通っていたはずの路盤が無いんです。

東海道本線旧線4
ご覧のように、跡形も無く粉々です・・・。まさに「大崩」という言葉が合う光景です。
ちなみに、写真奥が「磯浜隧道」方向となりますが、施設建設による整地で「磯浜隧道」静岡側坑口とその付近の路盤は完全に失われています。

東海道本線旧線5
まるでおもちゃのように海岸に転がる隧道の破片。自然の力はすごいものです・・・。

東海道本線旧線10
隧道の天井部分の一部と思われる破片が転がっています。レンガに付着した黒い汚れはSLの煤でしょうか。

東海道本線旧線6
この旧線が現役だった頃は、どんな車窓が広がっていたんでしょうかね。

東海道本線旧線7
斜面の途中でふんばっている破片もありました。とりあえずこの場所で安定はしているみたいですが、あまり近づきたくないですね。

東海道本線旧線8
旧線は本当に海に近い場所を走っていたんですね。海に目をやると、遠くに三保半島が見えます。

東海道本線旧線9
おそらく橋台と思われる遺構も残っていました。1本はすでに力尽きていましたが、もう1本は今でもしっかりと立っています!

東海道本線旧線11
わずかながら暗渠も残っていました。


写真を見て分かるとおり隧道の破片が散乱しており、また隧道自体も現在進行形で崩壊が進んでいるため、あまり近づかないほうがいいです。
アクセス路も決して良い道とは言えません。実際に訪れたい方は十分ご注意下さい。



最後に、現在の石部隧道の様子をご覧頂きましょう。
用宗→焼津間の313系列車内から撮影してみました。

石部隧道1
石部隧道静岡側坑口は、ロックシェッドが続いているため直接見ることはできません。
左の坑口が下り線、右の坑口が上り線ですが、そうなると真ん中の坑口は何のためにあるんでしょうか。

石部隧道2
石部隧道下り線は、静岡側坑口付近に採光窓?が設置されています。

石部隧道3
程なくして隧道は右へカーブします。この付近に旧隧道との分岐があるはずですが、さすがに埋められてしまっているようです。

石部隧道4
その後、しばらく直線が続きます。この部分が新たに掘られた隧道となります。

石部隧道5
再び右へカーブします。この付近で後方から旧:磯浜隧道が合流してくるはずですが、やはり合流点は分かりませんでした。

石部隧道6
そして出口が見えてきます。
列車内から見てみると、やはり現:石部隧道は不自然なカーブを描いているのがよく分かります。


焼津駅案内板
ちなみに、焼津駅の名所案内には「大崩海岸」が紹介されています。



3回に渡ってお送りしてきた道路遺構、鉄道遺構めぐり旅はこれにてすべて終了となります。楽しんでいただけたでしょうか?
非常に長い記事になってしまい見苦しい点もあったかと思いますが、ご了承下さい。
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道路遺構探索【大崩海岸編】!

私、N_stationは大学入試を終えました。更新を再開してまいります。
詳しくは こちら をご覧下さい。



この記事は「道路遺構探索【宇津の谷編】!」の続きとして書いています。ご覧になっていない方は こちら の記事へどうぞ。
今回紹介するのは焼津市~静岡市にかけて続く「大崩海岸」です。恐ろしい地名ですが、事実、この場所は落石が多発しており、ここを通る県道416号線(旧:国道150号線)は落石によりルート変更を余儀なくされた区間が存在します。一方、近くを通る東海道本線も他の理由ですがルート変更が行われており、廃線区間が存在します。

この2つの遺構は距離的にかなり近いため、2つとも訪れてみました。長くなってしまうので、この記事では県道416号線の遺構を紹介し、次の記事で同区間の東海道本線の遺構を紹介したいと思います。


【注意!】このレポートでは大変危険な場所の探索を行っています。実際に行きたいと思った方は、決して中途半端な気持ちでは行かないようにしてください。私は一切の責任を負いかねます。


宇津の谷の調査を終えた私は、県道208号線と県道213号線を南下し、再び焼津駅近くまで戻ってきました。その途中・・・

100円みかん
無人のみかん販売所ハケーン さすが静岡です。しかも100円! 左の袋なんて9個も入っていましたよ。個数にバラつきがあるのは、品種が違うからのようです。昼食代わりに1袋買いましたw

焼津駅北口
12時15分、焼津駅北口に戻ってきました。
宇津の谷から大崩海岸へ行く場合、一度焼津駅まで出ないと道が無くなってしまうんですよ・・・。

県道416号線1
12時25分、県道416号線に合流しました。この先、大崩海岸まで永遠とこの道を走ります。

県道416号線2
道路情報板に「通行注意 落石 石部~浜当目」の表示が・・・。そして歩道が消滅しました(orz この道は旧国道150号線ということもあり、交通量が多いので自転車の私としてはこの先少し心配です。

當目橋1
12時34分、親柱が緑色にペイントされた橋を発見。欄干が古そうなので調査をしてみることにしました。

當目橋2
反対側は右側親柱が新しく作り直されています。幅は2車線の車道ギリギリです。
左側親柱には「當目橋」と橋の名前が彫られていましたが、近くの標識には「当目小橋」と書かれており、名前が異なっています。
竣功年月は、親柱の風化が著しくよく見えませんでしたが、おそらく昭和3年10月かと・・・。かなりの年代物です。

當目橋3
この橋の変わった所は親柱だけではありません。橋のちょうど中間にある大きな欄干に文字が彫られているのです! 右側は「至静岡市」と書かれていますが、左側の「一一ニ○」は何なんでしょう。最後の漢字が読めません・・・。
謎が残る橋です。さて、では先に進みましょう。

県道416号線3
12時41分、標識に「大崩海岸」の文字が出てきました。この辺りから上り勾配がきつくなります。

當目隧道1  當目隧道3
12時45分、當目隧道に到着しました。隧道右上の部分に道路が被さっていますが、竣功当時はおそらく無かったと思われます。重厚な坑口です。銘板は右書きとなっており昭和初期の隧道のようですが、竣功年月は書かれていません。また、風化が著しく、特に「隧」が悲惨な状態になっています。

當目隧道2
内部は路側帯が完全に消え、かろうじて2車線を確保している状態です。交通量もかなりあるため、自転車の私にはかなりキツい場所でした。内部の撮影をする暇もなく、さっさと通り抜けます。

県道416号線4
當目隧道を抜けると目の前に現れたのは海と崖、そしてそのわずかな隙間を走る県道416号線。隧道1本でここまで景色が変わるとは・・・。どこぞの雪国みたいですw 分かりにくいですが、実は結構な上り勾配で自転車にはキツいです。

たけのこ岩トンネル1  たけのこ岩トンネル2
12時55分、2つ目の隧道「たけのこ岩トンネル」に到着しました。変わった名前ですねw 焼津側坑口は手前にロックシェッドが続いています。見た目からして新しいですが、これにはワケがあります。後ほど説明します。

たけのこ岩トンネル3
内部は新しいトンネルだけあって路側帯は付いています。写真では歩道があるように見えますが、トンネル出入口にかなりの段差があり、自転車は利用できませんw そもそもこの道は自転車で通るべきではないんでしょうが・・・。
トンネルを出た先に交差点があるため、その事を知らせる標識があります。

たけのこ岩トンネル4
静岡側坑口です。このトンネルが新しい理由ですが、写真をよく見るとトンネル入口手前、左側にガードレールに仕切られたスペースがあります。

県道416号線廃道区間
そう、廃道です。この区間、元々は海側を迂回するように続いていた道ですが、線形が危険だと判断されたのか、あるいは何か不具合があったためか、たけのこ岩トンネルが掘られたようです。
完全にゲートが閉まっており、先には入れませんでした。

県道416号線5
先へ進みます。カーブを続けながら、さらに上り勾配を続ける県道416号線。歩道がまったくないため、後方から自動車が来たときはスペースのある場所に停車して、自動車を通さなければなりません・・・。

小浜隧道1  小浜隧道2
13時05分、小浜隧道に到着しました。延長は50mも無い短い隧道ですが、昭和9年3月竣工とかなりの年代物です。

県道416号線6
巨大な掘割が出現しました。こんな場所に道を通すという発想がすごいです。心なしか上り勾配が緩くなってきました。

県道416号線7
13時11分、静岡市キタ―(・∀・)―!! 宇津の谷に続いて本日2回目の静岡市入りです。

県道416号線8
すっごい下るよ! 静岡市に入った途端に今までの登りが一転、急な下り坂へ。自転車の私としてはかなり嬉しいんですが・・・帰りはこれを登らないといけないんですよね・・・(orz


~この間、東海道本線の遺構を調査したため、時間いきなり飛びます~


石部隧道1
13時52分、石部隧道に繫がるロックシェッドに到着しました。そして後ろの景色に目指す場所が見えています! このロックシェッドと隧道を抜けると・・・

石部海上橋1  石部海上橋2
きたあああああ!! 海の上に架かる橋、昭和47年7月の竣工の石部海上橋です。
いえいえ、この橋は遺構ではありませんよ。このまま視線を左へ移すと・・・

大崩海岸1
県道416号線最大の旧道区間、大崩海岸です! 海上橋からも堂々としたロックシェッドが見えるこの旧道が、どうして廃止されてしまったのでしょうか・・・。

大崩海岸2
昭和46年7月、突如として幅45mに渡って土砂崩れが発生、1つのロックシェッド(洞門)と自動車1台を巻き込み、1人の犠牲者を出した・・・。

石部海上橋は、そんな悲しい自然災害によって急遽作られた物なのです。そして、土砂崩れのあった区間はそのまま廃道となっていきました。

しばらくの間黙祷をし、調査を開始します。
申し訳ございませんが、侵入経路については一切お教えする事はできません。現道とは完全に隔離されており、かなりの無理をしないと入ることができません。

石部第二洞門1
この廃道区間の一番焼津側に存在するのが、この石部第二洞門です。このあと、静岡側に向かって、第一洞門→第五洞門→第三洞門の順にロックシェッドが続きます。

石部第二洞門2
このように、石部第二洞門は著しく埋没しています。延長はかなり短いです。

石部第二洞門3
石部第二洞門の先はすぐに石部洞門が続くのですが、そのわずかな明かり区間に植物が密集して生えています。冬場だからまだよいものの、夏場はたぶんここを越えるのは無理でしょう。


と、突然「パラパラ・・・」と崖のほうから落石の音が・・・。これは危ないと急いで石部第二洞門の中に戻りました。そう、大崩海岸は現在でも落石が絶えないのです。
ここで突破しても大丈夫なのか、それとも引き返すべきか・・・私の判断が問われます。無理に突破して落石に遭ったりしたら、最悪死も考えられるわけで・・・慎重に判断をしなければなりません。

少し悩んだ挙句、「5分間落石がなければ突破、落石があれば引き返す」という結論に達しました。

~5分後~

石部洞門2  石部洞門1
落石がなかったので、素早く突破しました。「石部洞門」は昭和18年竣工、今年で66歳の洞門です。だいぶ老朽化が進んでいるはず・・・。

石部洞門3
美しい・・・。等間隔に並んだ柱、その隙間から差し込む光・・・こんな光景は今まで見たことがありません。ただ、右側の柱がいくつか歪んでいる気が・・・。どうやら長居は無用のようです。

石部洞門4
柱の間から見えるのは、海と空、そしてこの洞門に代わる石部海上橋。あの橋を快走していく自動車のうち、どれくらいのドライバーがこの旧道の存在に気付いているんだろう・・・。
というか、柱の状態が明らかに危ない。鉄筋がむき出しです・・・。海に面しているから、老朽化も早いんでしょうね。

石部洞門5
静岡側にゆくにつれてどんどん悪化する柱の状態・・・。そう、落石現場です。さすがにこれ以上先へ進む気にはなれませんでした。人が亡くなった現場ですし・・・。

ここで短く黙祷をし、すぐに旧道から抜け出しました。


大崩海岸5
「大崩海岸」という名前からして恐ろしい名前の場所・・・。そこは現在進行形で落石が多発する、決して名前負けしない危険な場所なのです。この場所で起こった悲しい事故は、決して忘れてはいけません・・・。


最初にも書きましたが、この遺構は本当に危険です。決して中途半端な気持ちでは訪れないで下さい。また、いかなる災害に遭われましても、私は一切の責任を負いかねます。


さて、次回は、今回は飛ばした東海道本線の旧線を紹介したいと思います。今回の遺構からも非常に近い場所に存在しています。お楽しみに! 

道路遺構探索【宇津の谷編】!

私、N_stationは大学入試を終えました。更新を再開してまいります。
詳しくは こちら をご覧下さい。




大学へ進学するにあたって地元である静岡県を離れることになった私。静岡県には有名な道路遺構が多数あり、道路に興味を持った私としては地元を離れる前になんとかして訪れておきたい・・・。
というわけで、2月15日に静岡県の中でもかなり有名な部類に入る焼津市・静岡市に跨る「宇津の谷」、「大崩海岸」の2つの遺構を調査しに行ってきました。

この記事では「宇津の谷」を紹介します。
宇津の谷は、国道1号線の「平成宇津ノ谷トンネル」と昭和「新宇津之谷隧道」をはじめ、旧国道1号線(現:県道208号線)の大正「宇津谷隧道」、そのさらに旧道にある明治「宇津谷隧道」と4つもの隧道が存在する場所なのです!


沼津6時53分発の浜松行きで向かった先は富士w

快速列車!
どうしても撮影したかったので。 

313系快速沼津行き  快速┃沼津!
1ヵ月続いた313系快速も2月19日で終了です・・・。さよなら、JR静岡の無料快速(orz

続いて向かったのは富士川駅w 目的はもちろんアレです。
早 く 焼 津 へ 行 け

富士山と313系
うっすらとですが富士山が大きく見えていました。ホーム静岡より先端で撮影します。

EF210-6牽引 富士川
すでに数名、同業の方がいらっしゃったので、挨拶を交わして混ぜていただきました。EF210-6牽引の貨物が通過します。

寝台特急「はやぶさ・富士」
やってきました! 寝台特急「はやぶさ・富士」。撮影した日はちょうど廃止の1ヵ月前でした・・・。

寝台特急「富士」
後部は流しで追いかけました。「富士」の幕が少し破けてしまっていますね・・・。

さて、それでは焼津へ向かいましょう。

373系車内電光掲示板
せっかくなのでコイツでw おなじみ373系普通列車です。

373系が373系の通過待ちw
由比で373系「ふじかわ」の通過待ちをします。同じ形式なのに抜かれるというのは、なんとも複雑な心境になりますw

静岡で313系3両編成に乗り換えます。静岡より西側に来たのは久し振りです。

次は 焼津
というわけで、9時01分に焼津に到着です。焼津は初めて降ります。

焼津レンタサイクル
実は焼津にはレンタサイクルがあるんです。1日レンタルして500円。今日はこれで道路遺構を巡りたいと思います。営業時間が9時からなので、9時に焼津に着くようにしたんです。

借りてみて気付いたのですが、ギアが付いてない・・・。まぁ、レンタサイクルですからしょうがないですね。

9時25分、焼津駅北口を出発です!

焼津の町並み
県道213号線を北上していきます。自転車を20分も漕ぐとご覧の様な光景に。

梅と菜の花
この日は最高気温が20℃を超え、とても2月とは思えない暖かさでした。すでに梅や菜の花が満開でした! 撮影されている方も多かったです。

神神社2  神神社
9時55分、「神神社」に到着です。実は地図で名前を見た時から気になっていたんですよ。「神」の神社とは、なんとも縁起のいい・・・。
ただ、現在の漢字では「神神社」ですが、旧書体だと「示申 ネ申 ネ土」なんですよね。しかも読み方は「みわじんじゃ」らしいですw ちなみに、この神社のある地名は「三輪」と書いて「みわ」と読みます。

旧岡部町役場前
10時07分、旧岡部町役場前に到着です。ちなみに現在、岡部町は藤枝市と合併しています。
ここから先は旧国道1号線、現在の県道208号線を走行し、宇津の谷を目指します。

県道208号線1
旧道とはいえ、交通量は多いです。路線バスも走っています。

県道208号線2
しばらくして交差点が現れます。一見すると直進しそうになりますが、県道208号線はここを左に曲がります。
直進する道は現国道1号線へ接続しています。写真右から奥へ向かっている堤防が現国道1号線です。

県道208号線3
先ほどの交差点を過ぎると、一気に交通量が減少します。そして「トンネル内この先1100m 高さ制限3,5m」の標識が現れました! いよいよです。
この辺りから登り勾配がきつくなります。

県道208号線4
黄色い標識が目に付くようになってきました。路面に滑り止めの溝があるあたり、旧国道を思わせます。
交通量は少ないですが、たまに猛スピードで車が来たりします(汗

県道208号線5
あっという間に標高を上げ、現国道1号線を眼下に見るようになりました。現国道1号線はここで上り線は昭和「宇津之谷隧道」に、下り線は「平成宇津ノ谷トンネル」に入ります。

県道208号線6
しかし、こちらはカーブを繰り返しながらさらに登り続けます。ヘキサ発見w
そしてついに・・・

大正「宇津谷隧道」  大正「宇津谷隧道」2
10時39分、大正「宇津谷隧道」に到着しました! 独特な形をした坑口が出迎えてくれます。
銘板は右書きになっています。完成したのは昭和5年12月ですが、着工したのが大正時代なので、大正隧道と呼ばれています。

大正「宇津谷隧道」3
内部は歩道は無いものの、車道はしっかりと2車線分確保されています。昭和初期の隧道でこの幅はかなり立派なものです。

大正「宇津谷隧道」4
静岡側坑口です。こちら側はあまり日が当たらないためか、コケだらけですw

藤枝市→静岡市
大正「宇津谷隧道」を抜けると、すぐに静岡市に入ります。かなりの下り勾配です。

県道208号線と茶畑
目の前に茶畑が広がります。静岡といったらこの光景ですね。モノラックもありました。

県道208号線8
この下り勾配の途中に明治「宇津谷隧道」へ続く分岐があります。
この写真では奥が大正「宇津谷隧道」方向となり、大正「宇津谷隧道」から下ってくると危うく見逃してしまいそうです。

宇津の谷1
明治「宇津谷隧道」への道はしっかりと管理されており、廃道となっている区間はありません。

宇津の谷
この道は旧東海道にあたり、休日にはハイキング客などが多く訪れます。そのため、いたる所に案内板が設置されています。

宇津の谷2
徐々にヘアピンカーブで高度を稼ぐようになります。なかなかの勾配です。正面の道は県道208号線に接続しています。

ロープウェイの残骸?1
なんとロープウェイの残骸らしきものがありました! ロープウェイといえど、茶葉や果物などを運搬する小型の物のようです。

ロープウェイの残骸?2
貨車も残っていました! 滑車に箱を釣っただけのかなり簡易的なものですね。はたして電気で動かしていたのか、手動のものなのか・・・。
後ろの景色と比べると分かりますが、すでにかなりの標高です。

明治「宇津谷隧道」1
11時04分、いよいよ明治「宇津谷隧道」が見えてきました! 隧道の直前には車止めが設置されており、自動車での通り抜けはできません。

明治「宇津谷隧道」2
重厚なレンガ積みの坑口は、いかにも重要街道であることを思わせます。
案内板によれば、明治9年6月竣功で、当時は延長223m、高さ3,6m、幅5,4mだったとのことです。

明治「宇津谷隧道」3  明治「宇津谷隧道」の電灯
内部は安全面からか、残念ながらレンガの上からコンクリートが吹き付けられてしまっていますが、それでも雰囲気は十分です! 照明もカンテラ風のものが使用されています。

明治「宇津谷隧道」4
藤枝側坑口です。日当たりが良い分、静岡側坑口よりも状態が良いように見えます。
明治「宇津谷隧道」は平成9年に現役隧道としては初めて国の有形文化財に登録されており、この隧道目当てに来る方も多いようです。

宇津の谷3
程なくして道は県道208号線に合流します。

この後、再び大正「宇津谷隧道」を通過し、県道208号線を静岡市街方面へ下って先ほどの旧東海道の分岐点に戻ってきました。

県道208号線と旧道の分岐
大正「宇津谷隧道」側から来るとこのように大変分かりにくい分岐です。
今度はこのまま国道1号線に合流していきます。

県道208号線6
しばらくすると青看板が現れました。なんか国道1号線がスイッチバックしてますが、これは表示の仕方が悪いですw 現国道1号線には中央分離帯があり、静岡市街方面と島田・浜松方面のどちらに合流するかで分岐があるため、このような表記になっているのでしょう。
私は島田・浜松方面戻るので右の道へ・・・。

県道208号線7
県道208号線は国道1号線の上を跨ぎ、中央分離帯の向こう側へ渡ります。この場所から・・・

新宇津之谷隧道1  新宇津之谷隧道2
国道1号線上り線の昭和「新宇津之谷隧道」を眺めることができます。ここに来て「宇津谷」に「之」が加わりました。歩道が設置されていないので、内部を自転車で走る事はできません。

国道1号線
国道1号線を跨いだ県道208号線は、そのまま180°カーブする形で国道1号線へ合流します。そこを左折すると・・・

新宇津ノ谷トンネル1  新宇津ノ谷トンネル2
国道1号線下り線の「平成宇津ノ谷トンネル」となります。トンネル名が「宇津之谷」から「宇津ノ谷」に変わりました。
1993年3月竣功、延長881m、幅11,25m、高さ4,7mで、歩道も完備しています。

新宇津ノ谷トンネル3
内部はまるで高速道路のトンネルのようです! 自動車がビュンビュン通過する横を走るのは、落ち着きませんw

ちなみに、国道1号線の上り線隧道と下り線トンネルの竣功時期の違いですが、国道1号線開通時は現在の上り線隧道を上下線共用使用しており、交通量の増加に伴って下り線トンネルを新たに竣功、上下線を分離させたと思われます。


ここまで見て、何が何だか分からない方がいるかもしれないので、現地にあった案内図を載せます。

宇津の谷案内図
左方向が静岡市街、右方向が藤枝市となります。
大正「宇津谷隧道」を右から左へ通過し、そのあと明治「宇津谷隧道」を左から右へ通過したあと、再び大正「宇津谷隧道」を右から左へ通過し、国道1号線に合流して「平成宇津ノ谷トンネル」を左から右へ通過しました。


現在時刻、11時34分。自転車返却時間の17時まで残り5時間26分。

次回は地名からして危ない雰囲気な「大崩海岸」を紹介します! これは本当に危険だった・・・。

ホームラry・・・もとい「快速」調査

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先日の記事をご覧になると分かると思いますが、現在JR静岡で371系ホームライナーの代走として、313系5両編成が乗車券のみで乗車できる「快速」として運転されています。

この一大イベント、せっかくならもっと撮影しておきたいと思い、学校へ登校する途中に片浜~沼津間で撮影をしてきました! この撮影地には少し不安がありましたが・・・。


313系代走「快速」
やっぱり・・・。終点の沼津が近いためにすでに「回送」表示に切り替わってました(orz
確実に「快速」表示を見るなら富士以西なのでしょうが、さすがにそれはキツいんですよ・・・。やはり運なんですねぇ。

373系9両編成
めっちゃ逆光な373系9両編成(orz どうやら3月ダイヤ改正後も残るようで。

富士山と211系
撮影した日は富士山がキレイに見えていました。
そういえば、今年に入った頃から211系や313系の前面にある貫通扉の下部が黄色くペイントされ始めましたが、はたしてどんな意味が・・・?

EF66-47牽引「はやぶさ・富士」
EF66-47牽引の寝台特急「はやぶさ・富士」です。本当は踏切の向かい側から撮影したかったんですが・・・

313系5両編成「回送」
踏切が開かないまま、直後に先ほどの快速の折り返し回送列車が来るので、あえて「はやぶさ・富士」はあの場所で撮影したわけです。
この回送列車は静岡車両区まで行くと思われます。

快速列車は2月19日まで運行されます。
夢の「快速」ももうじき終わりです(orz



さて、ここからはまったく関係ない話になります。

また新しい萌えキャラができてしまいました・・・(またか

萌え系の話が大丈夫な方だけ「つづきを表示」からどうぞ。最近こういう記事が多くて本当にすみません・・・。

続きを読む

入試の付き添いで東京へ!?

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2月4日は、東京へ大学入試に行く友達の付き添いで、私も東京へ行ってきましたw

最寄り駅までの行き方が分からないと言われまして・・・。いやいや、東京の大学受けるならそんくらい把握しとけよw と思ったのですが、どうしてもと言うので一緒に行くことにしました(ぇ


沼津駅に6時10分集合です。マジで眠い・・・。
でも、他の仲間よりも早く進路が決まった身としては全力で仲間をフォローしていかなければいけませんから、これは当然の義務です。

ちなみに、その友達が女子なので、一緒に行動してる時はほとんど列車撮影はしてませんw いきなり時間が飛ぶかもしれませんが、御了承下さい。


大崎駅
てなわけでいきなり大崎駅に到着ですw(飛びすぎ)
戸塚で乗り換えた湘南新宿ラインの列車がめっちゃ混んでて死にそうでした・・・。友達を駅まで送ったあとは受験終了の15時頃まで時間を潰さないといけないわけですが・・・

205系池袋行き
せっかくなのでそのまま大崎駅で発車メロディー収録をすることにしましたw 埼京線の「池袋」行きなんてあるんですね、初めて知りましたよ。

今まで6・7番線はまともに収録できてなかったので、その辺を中心に収録しました。なんと、6番線で3コーラス! 7番線も1,9コーラスとまずまずの結果でした。ただ、始発でも途中切りがあるのに個人的に驚きです。

品川駅15番線
続いてやってきたのは品川駅15番線です。某新幹線のパクリ発車メロディーが使用されてるとかw
成田エクスプレスで1,9コーラス鳴りました!


ここで、寝台特急「はやぶさ・富士」が通過する時刻が近いことが判明したので・・・

品川駅臨時ホーム
ここで待ち構えますw ちなみに、臨時ホームの9番線です。

が・・・通過時刻になっても来ません(orz しばらく待ってみましたが、後続の普通列車が先に来てしまいました。これは大幅な遅延だと確定し・・・

品川駅のポスト
これを見に行きましたw 「日本郵便」のHMを掲げてますね(違 このポストから何か投函してみたくなりました。

215系 品川駅
先ほどの臨時ホームへ戻ると、ちょうど215系が入線してきました。ちょw このタイミングで「はやぶさ・富士」が来たら撮れねぇ(orz
幸い、1分ほど停車してすぐに発車していきました。

そして、定刻より約45分後の10時40分ごろ・・・

はやぶさ・富士 品川駅  はやぶさ・富士2 品川
やっとキタ―(・∀・)―!! 臨時ホームから撮影する「はやぶさ・富士」はなんかいい感じでした。

もうどうせなら入庫回送も撮影してしまおうと、後続の東海道本線に乗車することにしました。

京浜東北線209系
列車待ちの時に撮れた光景。この光景も珍しくなっていくんでしょうなぁ。正直、私はあまり209系が好きではないんですけどね(ぇ

というわけで新橋駅に到着です。田町や浜松町も考えたんですが、被るのが怖かったのでやめました。ホーム東京より先端はすでに先客がいたので、品川より先端で撮影することにしました。

ドクターイエロー!
うぇ!? ドクターイエロー・・・だと!!
ホームに居た人がみんな見てたのが印象的でしたw
 とりあえず、これの折り返しも撮影したいと思います。「はやぶさ・富士」の入庫回送とどっちが先に来るか・・・。

EF66-50牽引
入庫回送が先に来ましたw HMの付いていない原色EF66は久しぶりに見ます。なんか物足りないように感じてしまいますね。ちなみに、入庫回送は初めての撮影です。

はやぶさ・富士 新橋
「はやぶさ」の編成が後ろに付く「はやぶさ・富士」はほとんど撮影できてないので、かなり新鮮です。

はやぶさ・富士2 新橋
並走する新幹線、あとを追う京浜東北線209系。この光景も今年3月までですね・・・。

185系と209系
185系「踊り子」と209系が・・・。185系もそろそろ危なくなってきました。

185系と209系 新橋
踊り子号の後ろからも209系が現れました。この追いかけっこも珍しい物になりつつあるんですねぇ・・・。

ドクターイエロー! 新橋
ここでようやくドクターイエローが折り返してきました。意外と長い時間東京駅に停車していたんですね。しかし、やっぱ新橋じゃろくに撮影できないです(orz

続いては山手線で東京へ。

東京駅にて
これの調査をしないといけませんからね。発車メロディー消滅の危機です・・・はい。

試験的に発車メロディーの変更が行われているのは3・4番線です。収録してみましたが、2秒くらいの短いメロディーが1コーラスのみ流れるようです。
それにしても、あまりにもメロディーが手抜きすぎる・・・こんなメロディー導入するなら昔、渋谷や新宿で使用していたYAMAHAのメロディーを1ターンだけ流したほうが良くないですか? というかYAMAHAのメロディー復活して下さい。

ついでに、9・10番線に導入された発車メロディーも収録する事に・・・
ちょうど9番線からは12時00分発の「踊り子」号があったのでそれで収録しました。結果は3,3コーラスです。んで、今度は10番線を収録・・・と思ったら、なんと次の10番線は13時00分の「スーパービュー踊り子」号までない(orz

500系のぞみ
しょうがないですね、時間つぶしですw この行き先表示はもしかして・・・?

東京駅に停車中の500系
東京駅12時30分発、のぞみ29号博多行きに使用される車両・・・

500系 東京
500系キタ―(・∀・)―!! いつの間にかN700系に追いやられて、めっきり見る機会が少なくなってしまいました・・・。
顔はやっぱり500系の方がいいですね。ただ、乗り心地となるとやはりN700系になってしまうんでしょうねぇ。

N700系 東京
500系が発車した後に同じホームに入線したのがN700系でした。さっきまで500系を撮影していた人達もまったく興味なしですw

そういえば、東海道新幹線の東京駅でも発車メロディーを導入しているんですよ。昔の「のぞみ」用のチャイムをそのまま使用してるだけですがw ただ、JR東海が発車メロディーに興味を持つこと自体が奇跡だと思うので、今後に期待したいところです。

そのあと、10番線の「スーパービュー踊り子」号を収録し、3,5コーラス鳴りました。個人的にはこのメロディー、お気に入りです。


15時まで残り2時間・・・続いて向かった先は

副都心線10000系
まさかの副都心線w まだ池袋と新宿三丁目の発車メロディーしか収録できていなかったので、他の駅の収録をしなければ・・・。
意外と時間が掛かってしまい、結局雑司ヶ谷と渋谷しか収録できませんでしたが。これは全駅収録できるのかな・・・。

副都心線7000系
久し振りに7000系の爆弾ドアも味わってきました。ドーン!!

というわけで、友人を迎えに行きつつ帰宅となりました。


ちなみにこの友人、次の日も同じ大学(←ここポイント)に受験を受けに行ったんです。2日目は1人で行けるからと言われたんで私は行きませんでした。
そしたら午前9時ごろ電話が掛かってきて
「浜松行っちゃった~。」
・・・浜松町の間違えかなぁ、と最初は思ったのですが、話を聴くと本当の浜松に行っちゃったらしいです(orz
どこでどう間違えれば浜松に着くんだよ・・・

ちなみに、受験にはとりあえず間に合ったみたいです。
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Author:N_station
鉄道や路線バスの写真撮影が趣味で、最近は道路系や深夜アニメ(「ラブライブ!」とか「ヤマノススメ」とか)にもハマってしまっている救いようのないニコ厨です(orz
社会人になったから深夜アニメを卒業できるかと思ってたらこれだよ!

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